大学院生の引きこもりが3年かけて卒業を目指す日記

東京の大学院で毎日楽しく実験をしています。うっかり留年が決まったので3年で卒業できるよう頑張ります。専攻は有機化学。構造有機化学、合成有機化学、遷移金属触媒反応、超分子、ロタキサン。お酒と地下アイドルとシュミレーションゲームが好き。twitter:https://twitter.com/ch2cl21?s=09/

研究の方向性をどうするのがいいのか

さて、あと1年じっくり研究をすることが出来る。

あと1年何をしよう。何を目標にして研究をやろう。

 

思考の羅列なので連ツイチックな箇条書きで失礼しますね。あと専門用語をガンガン使います。

 

  • 助教の先生に言われたんです。私の研究は新規性が低いと。10年前ならいざ知らず、今はロタキサンを合成するだけの研究はもう古くて、それをどう使うかの研究の段階に入っていると。
  • 例えば今目標としているロタキサンが合成できたとして(そもそも出来ていないが)、大した成果にはならない。名前も知らないような小さな雑誌にしか載せられないだろう、と。
  • 私の使命は「なんでもいいからいい感じのロタキサンを合成する」だと思っていた。言い換えるならば、「新規構造のロタキサン合成法の開発」「ロタキサン 合成反応に利用できる反応ライブラリーの拡張」あたりだと思って研究をやってきた。教授が私に期待していることはそれだろうと解釈していた。しかしそれは余り成果の大きくない使命だと助教は言うのですね。
  • いやね、そんな気はしていたのですよ。4年生の頃から思っていて。この研究はもし成功したとして何の意味があるのだろう、と。(それは世の中の役に立つとかそんな意味ではなく、学術的に化学界にどれほどのインパクトを与えられるのだろう、どれほど学術的に新規性があるのだろう、といった意味ね。)そこは考えたら病むから考えないようにしようと思っていたのだけれど、もうM3だしそんな甘えたこと言っていられないのだろうか。
  • 研究のゴールを決めるのは教授の仕事だと思って来たけれど、そんなことは無いのだろうか。それは甘えなのだろうか。
  • つまり成果を望むなら研究の方向性をガラッと変える必要があるということ?同期の2人がやっているような応用方面の研究をする必要があるということ?それは私の仕事ではないと思って来たけれど、そうも言ってられないということ?
  • 助教が言うには、研究を大小は問わず論文と言う形にするスキルは研究職として必要らしい。私もそう思う。特に企業の研究職としては求められている能力な気がする。
  • 先生的には、あまり明確にゴールを定めずに研究を行うスタンスなように感じている。成果を出してみてからどのような成果にするか決める、みたいな。そうじゃないのだろうか。それではいけないのだろうか。
  • 助教に言われたのは、とりあえず先生に「この研究はどのような段階をゴールにしていますか」と聞いてみなよ、と言われた。私はコミュ力が無いから私の望む答えを得られなさそうだが、まあ聞くだけ聞いてみるか…。