アルバイトの記憶
大学1年の秋から2年の秋まで、1年くらいダイソーでアルバイトをしていた。
どうしてダイソーを選んだんだっけな。
・家の最寄りのショッピングモール内の店で
・早く帰りたかったから9時閉店の店がよくて(→飲食は嫌で)
・店員にオシャレさを求めていなさそうな店
でダイソーを選んだような気がする。
ダイソーはいいバイト先でした。私には合っていた。
基本レジと品出ししかしないし。発注とか難しい仕事は勤続年数の長い昼間のおばちゃんの仕事だったからね。大手だからマニュアルきちんとしているし。マニュアル通りにやれば大丈夫だった。レジはポイントカードとか締め作業とか多少ややこしかったけど、まあ慣れれば問題ない。
ダイソーにしては狭い店だったので品揃えを把握するのそんなに大変じゃなかったし。
結構な商品が「すみませんそれうちの店扱っていないんですよー」だったし。紙やすりすら扱っていないし。
狭い店だったから客も「無いなら仕方ないね」と諦めてくれたし。
ショッピングモール内の店だったから、客層の治安も良かったし休憩室もあるしトイレ掃除も不要だし。
というか家から歩いて5分だったから休憩時間に家に帰ってご飯食べられたし。
職場は昼シフトのおばちゃんたち中心で回っていて、我々学生は夜の時間をつなぐだけの人材という扱いだったし。夜シフトに入ってくれる週5のおばちゃんが2人いて、とても頼りになったので学生の負担が少なかったのもある。
私おばちゃんにそれなりに気に入られる人格らしく、別に私はいじめられなかった。男の子は結構雑に扱われていて大変そうだったような…?
学生も人数多くなくて、カツカツの人数で回していた。私が入った段階で先輩の学生は3人しかいなかったし、そのうち2人は卒業するからとすぐに辞めた。
やめてくれよと思いながら、入って2か月で新人のレジ指導を私もおぼつかないのにした。レジミス起こした。
後悔として、もうちょっと私が中心となって学生バイトのシフト交換とか引っ張ってやればよかったなと思う。正直一番上の先輩がやってくれよと思って私は何もやらなかったのだが、シフト被ってなかったから知らないけどあの人は自分の仕事しかやらないタイプの人だろうし、私が勝手にやっても文句言わなかっただろうし、私以外は「自分新人です~」みたいな空気抜けて無いし、私が学生LINE取り仕切っても誰も文句言わなかったろうな。3月に入った18歳が2人とも1ヶ月で辞めちゃったのはシフト交換がめんどくさかったからだろうしな。私がもうちょっと新人に気を配って見ておけばよかったかなとは思っている。しょうもない後悔。
ダイソー、コミュ力無い学生しかいなかったし、だから勤務中に雑談のひとつも無かったし、固定シフトだから交流のないバイトとは全く交流無いし、同僚の学生が何やっているのかよく分からないままバイト辞めた。そういうドライなところが好きなとこではあった。
狭い割に売り上げは多い店だったので、忙しくて雑談もする暇が無かったというものある。平日夜すら結構忙しい。土日なんてずっとレジには10人くらい並んでいるので、もうひたすら無心で手を動かすだけである。
体力的にはそこそこ忙しい職場だったが、暇よりはずっとマシな職場だった。無心で手を動かせるのは結構楽な職場だった。
あとダイソーをウィンドウショッピングするのが趣味の私としては趣味と実益を兼ねたいい職場だった。品出しを通じて新商品情報が勝手に入ってくるので、品出しをしていいなと思った商品を休みの日に買ったりして、超楽しかった。
まあ結論は無い。研究室生活を経た今ならもう少し有能なバイトになれるな…と思う程度には、当時の私もポンコツバイトだったけれど、それなりに人並みなバイトに育ててくれてダイソーには感謝している。
数ヵ月前に書いていた記事を供養。