【人狼】人外は偶数進行が好き
ゆっくり人狼を鬼リピするのは私の趣味のひとつである。
るる鯖のログを読むのも後になって始めた。
パチンコに近い。脳をとろかして展開を追う。
ちなるる鯖のログは結構な数を読んだが実戦経験はない。動画勢およびログ読み専である。
実戦経験がある人たちにとって、エンタメ人狼動画でしか人狼に触れていない動画勢は、実際の人狼はなんたるかわかっていなくてなっとらんと馬鹿にされる存在なわけです。
実際に私が、るる鯖実ログを多少読むようになって、動画勢だったことは知らなかった概念を書く。
ちなみに主に読んでいたログは18A猫です。他も少しは読みました。
人外は偶数進行が好き
まず人狼陣営にとって
・最終日3人よりも4人の方がライバルが多くて自分が吊られにくい
・最終日に狐が残っても4人なら大丈夫
以上の理由で狼は偶数進行にしたがる。
狐陣営にとっても、
・引き分けの可能性がある
ため偶数進行にしたがる。
非常に勝率の低い狐にとって、引き分けも実質勝ちだからである。
自分が吊られる際も、偶数進行の状態で吊られるようにしたがる。だから偶数進行の際は黙って沈むし、奇数進行のときは自分を噛んで平和を出してもらおうと狐COをしたりする。
逆に言うと村陣営は奇数進行の方が好き。
だから狩人は奇数進行の際にCOする方が望ましいとされる。
変にもう一回平和を出して偶数進行になるより村有利だから。
しかし狩人のCOタイミングは難しいのでね、私もあんまりよく分かっていません。
奇数進行で平和が出ても吊りは増えず、偶数進行で平和が出ると吊りが増える
動画で見ているだけでは意識しない観点。
例えば6人で夜を迎え、普通なら朝を5人で迎えるはずが、平和が出て6人のままだった場合、
平和が出なければ5>3>で2吊り
平和 が出たら6>4>で2吊りのままで吊り数は増えない。
例えば7人で夜を迎え、普通なら朝を6人で迎えるはずが、平和が出て7人のままだった場合、
平和が出なければで6>4>、2吊り
平和 が出たら7>5>3>の3吊りとなり、吊りが増える。
先に書いた人外は偶数進行が好きなことも相まって、狼は奇数進行の時には平和上等で強気な噛みをしたがるし、偶数進行の時には慎重な噛みをしたがる。
奇数進行ので2死体が発生すると吊りが減る
例を挙げよう。
奇数進行で9人で昼を迎え、一人吊り8人になった。翌朝呪殺が発生し、本来は7人になるところ6人で朝を迎えた。
呪殺が起こらなかった場合は
7>5>3>で残り3吊り、
呪殺が起こった場合は
6>4>で残り2吊り
このように奇数進行の際に2死体が発生すると吊りが減る。しかし呪殺が起こったということは人外が1人減って吊りも1回減ったということで、吊り余裕は変わらない。
逆に言うと偶数進行の時に呪殺が発生すると人外が減って吊りが減らないので、吊り余裕が1増える。
猫入り配役で奇数進行の時、狼は猫を噛んで偶数進行にする選択肢がある
呪殺と同様、猫噛みも2死体を発生させる。その際人外が1人減るところも一緒である。
猫が露出していた場合狼は意図的に猫を噛むことができ、奇数進行のときに猫噛みをすると、吊り余裕は変わらずに偶数進行にすることができる。
そのため狼による意図的な猫噛みは、猫入り配役ではよく見る光景である。
噛み役は、噛んだ者が狼だと村視点明らかになってもいい人物がなる。騙り占い師がなることが多いのではないか。
6人の夜に猫を噛んで、本来5人で朝を迎えるはずが4人で朝を迎えさせる、強制最終日なる用語も存在する。この場合村人が殴り合い準備が万全でなく混乱をもたらせるかもしれない。
狼の戦略には大きく分けて占い即噛みと信用勝負がある
前者は占い師を噛む戦略、後者は占い師を吊る戦略。
前者の場合、狩人の護衛を騙り占い師に寄せて真占い師を噛むか、狩人を噛んでしまって真占い師を噛む戦略がある。いずれにせよ村にとっては狩人がとても大事。
後者の場合、狼は霊能者を早急に噛む必要がある。騙り占い師が偽の占い結果を出してその●先を吊ったとしても、霊能者がいれば占い結果が偽だったとすぐにばれてしまうからである。
釣り余裕という概念(いつかついきしたい)
他にもちょいちょい、動画勢のころには知らなかった気づきがあるのだが、大きくはこのへん。
やはり進行や噛み筋は実ログを見ないとね!特に動画になるようなのなんてレアケの嵐だから定石を学ぶには適さないっすよ。