大学院生の引きこもりが3年かけて卒業を目指す日記

なんとか卒業して社会人になってしまったのでタイトルどうしようか検討中。大学時代の専攻は有機化学のすみっこ、今は混ぜ物系高分子材料メーカーの新入社員です

岡田育さんのエッセイ『嫁へ行くつもりじゃなかった』/ロールモデルについて

最近、岡田育のエッセイ『嫁へ行くつもりじゃなかった』を読んでいる。

 

嫁へ行くつもりじゃなかった

嫁へ行くつもりじゃなかった

 

 

 ものすごく面白いしものすごく共感する。「こんなに感情移入して読んでいいのか?」というくらい。

たとえば
・理想の男性が、機械いじりが好きなメガネの理系男子で、自分とは違う方面のオタクなこと
・年の近い妹がいる長女であること
・変わったひとであること
はてなブックマークを知っていること

このあたりに非常に共感した。他にもこまごまとした部分に共感した。

 

夫であるオットー氏が非常にいい人で、私もこんな旦那さん欲しい!羨ましい……!!!

と終始思いながら読んだ。

 

岡田さんは、文章から伝わりましたが、そりゃあもう変わった人で、そしてエネルギーにあふれる人で、「エッセイを読んでいる私としてはめっちゃ面白いけど、これは友達にいたら面倒くさいぞ…!」と思いながら読みました。(つまり私も面倒くさい人間なのか…?ごめんね)

この岡田さんを、オットー氏の懐の広い度量をもって受け入れているんだなぁとも、端々から感じました。

まだまだ1章しか読んでいないのですが、会話文のような軽い語り口で非常に読みやすいです。続きがたのしみです。

 

 

ここから話が少し変わるのですが。

 

私が大学生のときは、トイアンナさんのブログを読み漁り、彼女に憧れていた。

toianna.hatenablog.com



でも私は慶応卒でも、圧倒的成長ができるマーケティング職でも、外資系勤めでも、フリーライターでもないし、大手企業勤めですらないから、こんな人に憧れるのは分不相応だから辞めるべきだ、と最近思っていた。
それで最近新しいロールモデルを見つけようと色々と探している。

 

この間、横嶋じゃのめさんの『合理的な婚活』を読んだ。

 

 

これも非常に羨ましかった…!三田くんがいい人過ぎて…!三田君バラを食べたりムダ毛を剃ったりするんだよ…!面白い(interestingな)人だね…!ふたりで一緒にぷよぷよやっているんだって…!羨ましい…!

と歯ぎしりしながら読んだ。

(ちなみに個人的にはあの漫画は三田君が出てからが面白いので、1巻はけっこうしんどいし読まなくてもいいと思う。2巻だけ買った。)

でも横嶋さんも慶応卒で大手出版社の広告営業職である。こんな人は私には分不相応だ。


それなのに今度は岡田育さん(慶応卒、大手出版社編集を経てフリーライター)とかいう似たような人に傾倒している。

 


妹には「諦めなよ」と言われた。「というかおねーちゃんはそれらの方と比較的近いよ。遠慮なく目指しなよ」とも。
そうか、諦めるか。はてなに入り浸っている時点でそりゃそうなのか。