私の独り言は「口寄せ」
私の独り言は、目の前にイマジナリーフレンズを建ててその人と会話するスタイルなのですね。
なので私の口調はまるで誰かに話しかけているようであり、私の周りの同僚たちは私の独り言に返事をすればいいのかいつも迷うそうです。
それでね、イマジナリーフレンドって、いわゆる学術用語の「イマジナリーフレンド」のように人格を一から作り上げているというよりは、身近な人を想像で目の前に呼び寄せて、その想像上の彼らと会話をするのですね。研究の話ならイマジナリー斎藤教授が一番多いかな。あとは同僚とか後輩とか、その日の気分で適切な話し相手を決めて目の前に呼び寄せるイメージなのです。
別にリアルのフレンズと会話をしてもいいのだけれど、私の思考の整理のような、あまり論理立っていないつまらない話を聞かせるのも申し訳ないし、別に相槌以上の返事を求めていない場合に使用するから、アクチュアリーなフレンズに迷惑をかけずにイマジナリーなフレンズに語り掛けるので十分なのではないかな、と言うのが私の独り言の解釈。
この話を後輩にしたところ、「先輩の独り言はまるで口寄せ(イタコが霊を呼び寄せること)ですね。」と言った。なるほどなと思ったので備忘録。
このくらいの文量の、今日あった面白かった会話の備忘録は、高校時代のブログによく書いていた。懐かしいなぁ。