大学院生の引きこもりが3年かけて卒業を目指す日記

東京の大学院で毎日楽しく実験をしています。うっかり留年が決まったので3年で卒業できるよう頑張ります。専攻は有機化学。構造有機化学、合成有機化学、遷移金属触媒反応、超分子、ロタキサン。お酒と地下アイドルとシュミレーションゲームが好き。twitter:https://twitter.com/ch2cl21?s=09/

10/17現状報告。新しいテーマを始めたよ

研究室に復帰して2週間が経ったタイミングです。前の現状報告は10/3なので研究室に復帰する前ですね。現状を軽く報告しようと思います。


・研究室に通い始めました。1週間目は意図的にセーブしていましたが、2週目は普通に実験も始めて、私の中でいつもの感覚が戻ってきたような感じがあります。実験楽しいです。ラボの皆優しくて面白くていいやつです。

・研究テーマも決まりました。結局今までのテーマの続きのような新しいテーマになりました。せっかくなのでテーマをガラッと変えられる大きなチャンスだったような気がしますが、私にはコミュ力が無いので堅実に堅実っぽいテーマをやろうと思います。

・こんな長文の日記を書いているあたり躁が入ってペース配分ができていない感じがあるので、気を付けて過ごそうと思います。

・就活についてはキャリアカウンセラーを利用しながらぼちぼちやっています。キャリアカウンセラーは渡り歩いて3人目ですが、この人が一番私の中でしっくりきました。でもこれは今の私のメンタリティに左右されている気がします。

 

・最近の目標はいくつかあって

コミュ力に関して

「皆に(嫌われるかもなど気にせずに)ウザがらみをする」「私が何をしているのか知ってもらおうキャンペーン(スキームを目立つところに貼っておく、私の実験結果を「聞いて聞いて~と喋りまくる)」

② 丁寧に実験をする。丁寧に実験ができる無理のない実験計画を立てる

「8時以降は実験をやらない」「丁寧に実験ノートを書く。ノートを書く時間を意識的に設ける」「焦って実験をかけない」

③ 文献を読む

「文献を読む時間を意識して設ける(テーマ新しくなったばかりなのだから本当に意識的に読むべき。空いている時間に読む、などという芸当は私にはまだできない)」(最終的な目標は新聞を読むように論文雑誌を読めることなのだろうな。私には難しい)

 

 現状報告はこんなところです。

長文ブログ書いているあたり分かるかと思いますが、環境が変わって躁が入っているので、のちにエンジンが切れないよう気を付けたいところですが、自分で自分を制御出来ないのが躁なのでね、しょうがないね。

 

 

ざっくり抽象的に今のテーマを説明します。B4-M1までの2年間、ある新しい配位子2cを合成して、それを用いた”カップリング反応など”(婉曲表現、ここで専門用語を使うと身バレするから。”こちゃこちゃしたよく分からないものの合成”、と言い換えてもいい)において2cに何か面白い特徴が出ないかな、と色々試していたんですね。結局、反応は進行したけど触媒活性が低いし合成も大変だしデザインした特性を発揮できる新しい反応は開発できなかったし、なんだかいいとこないね、でとりあえず2cを利用した研究は断念することにしたんですね。と言うわけで今回はさらに別の特性を持った配位子2dを作ってみることにしたのです。とりあえず合成スキームはある程度固めて、実際に合成検討を始めました。それで次やらなければならないことは、「なぜ2dを用いるのか?」「2dを用いる利点は?」といった点を整理することです。それで類似の配位子を検索して、引っかかった論文を4つほど読むことにしました。
それで思うのですが、論文って読むのめっちゃ時間かからない?単純な英語力の低さも影響しているのは否めない。(英語苦手なんだよね…、大学受験の頃が一番できた。勉強すべきなんだろうな…)先週とりあえずアブストラクトだけ読んで概要を把握した。4つのうち3つは反応開発で、配位子の検討の表は読んだ。我々が今まで用いていた2aより2dを用いた場合に反応性の向上が見られるという点が共通している。1つは錯体の合成で、配位子の合成法やX線が載っていた。これを把握するだけでも4報分で数十分かかったと思う。私が一番知りたいことは「2aより2dの方が活性が上がることについて理由の考察などはあるのか、予想はしているのか、よく分からないのか」ということである。その理由にある程度こちらも利用できそうならば、2dを使ってよい結果が得られる見込みはそれなりにある気がするし、無いなら無いでこちらで想像する必要がある。私(や教授)の目でいくつか想像している理由があることにはあるが、論文内でのエビデンスがあるならば心強い。と言うわけでそのような記述が無いか探すのである。
そして今日、1報分を精読してみた。3時間くらいかかってざっくりしか把握できなかった。Backgroundと、反応機構の考察やDFT計算のところはそれなりにちゃんと読んだけど、用語が難しすぎてよく分からなかった。こんなもんでいいのか?論文を読むというのはこのくらいしんどいものなのか?まあ寝不足だったしおしゃべりしながらグダグダ読んだけれどもさ。論文読むのマジ苦手なので頑張ろうキャンペーンを1週間くらいやろうかな。

 

テーマの説明のところで、結構専門用語を用いたが、技術面接はこのくらい通じるよね、大丈夫だよね。