大学院生の引きこもりが3年かけて卒業を目指す日記

なんとか卒業して社会人になってしまったのでタイトルどうしようか検討中。大学時代の専攻は有機化学のすみっこ、今は混ぜ物系高分子材料メーカーの新入社員です

水島広子著 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ 感想

トピシュさん(id:topisyu)が勧めていたから君が読むといいよ、と妹に勧められて読んだ、水島広子著『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ 』を読みました。

 

 

 

とても面白かったし、ためになったし、私の為に書かれた本だわ、と月並みながら思いました。

さらさら読んだのでまだあまり咀嚼出来ていません。

自分の為に、内容の要約を下に記します。著作権法的にだめだったらどうしよう、多分大丈夫だよね。

 

 

 

水島広子 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ 要約

・「DOの自信」でなく「BEの自信」をもつのがよい
「仕事に対して誠実に取り組んでいる」という成果ではなく、「仕事に対して誠実に取り組んでいたい」という心の持ちように対して自信を持つべき。
自身の持つ「こうありたい」という心も持ちようをいくつか心に留めておくとよい


・一般にいう「自信がない」は「なりすましの『自信の無さ』」である
言い換えると不安、衝撃、喪失感である。
そして、それらを感じるのは人間なので仕方ないのである。そのように感じなかったらむしろちょっとおかしいのである。

例1: 異動先の職場でうまくやっていけるか自信がない→うまくやっていけるかどうかわからなくて不安だ
不安は、安全が担保されていないということを知らせる感情であり、それを感じることは当たり前である。

例2: まわりと比べてとりえのない自分に自信が持てない→他人が成功しているのを知って心が衝撃を受けている。
人が成功しているのを不意に見ると、心は衝撃を受ける。それは当然である。

例3: 自分を支えてくれていた者がなくなって生きていく自信がない→大切なものを失って喪失感を感じている。
人は喪失感を感じた時は「悲しみのプロセス」を踏む必要がある。つまり喪に服す期間である。この時に感じる自信の無さは「悲しみのプロセス」の一環であり、人間なら当然の感情である。

 

・「今はこれでよい」と思うとよい
自信とは「今はこれでよい」という現状肯定の表れである。今はこれでよいので、将来もっと高みを目指す姿勢をとるとよい
人間の限界を知ると自信を感じられる。


P112以降の「自信を感じるレッスン」はもっときちんと読むべき。目に留まったものだけ。
・自分の価値は考えない(P144)
・「自分しかできない仕事」は幻想(P149)
・「人を批判する人」は「自信のない人」(P158)
・他人に批判的なことを言われた際は、「そう思います?」「そうですか、すみません」と、「相手の評価」「あなたはそう思うと分かりました」と返す(P162)
・「過剰な期待を押し付けてくる人」は「不安な人」(P170)

 

 

 

 

つまり、自信をもてる「心のありよう」をいくつか考える必要があるな。

 

例えば、私の主義信条のひとつに「誰のことも嫌わないで生きていきたい」というものがある。生来の人間観察の下手さも相まって特に嫌いな人とかもなく上手くやれていた。否定文は良くないかしら。「皆を好きと思って生きていきたい」にしようかしら。

で、でもね、研究室に入ってからまあ嫌いなヤツが出てくる出てくる。それで私自信なくしてたんですけど、別にそれでも自信を無くさなくていいのね。それでも。「皆を好きと思って生きていきたい」という私の心のありようは変わらないのだから、自信を持っていいのね。ちょっとくらい嫌いなヤツがいようと、それは人間だから仕方ないのね。と、理解した。

 

まだ言えそうな浅い「心のありよう」を言語化した。もうちょっと仕事に密接した心のありようは恥ずかしいから言語化が難しいわ。

 

 

 

 

本日は以上。